(以下、菊、というのが、菊理媛神です。)
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私「名前を教えていただけるでしょうか?」
菊「菊理媛神」
私「おはようございます。
少しお話させてもらってもよろしいでしょうか?」
菊「かまわぬ」
私「各個人が、その個性を生かしていくためには、
どうしていくのがよいでしょうか?」
菊「自らの個性を愛することじゃな。
自分がそれを認めていなければ、
誰がそれを認めるというのじゃ。
周囲に認められなければ、
それを発揮することも難しいじゃろう。
この人と人とが結びつき、
集団となって力を発揮する社会ではな。
自らの個性を愛する、
それは独りよがりというものではない。
その部分を周囲とわかちあう心が必要なのじゃ。
個性を与える、ということじゃな。
それで初めて光り輝くものじゃ。」
私「与え方に卑屈さがあるものもいます。
また、個性をみっともないものとして
扱うものもいます。
そのあたり、意識を変えていく、ということに
困難があるのかもしれません。」
菊「自らの個性を傷つけるに至った経緯には、
歴史があるでな。
そのものの気持ちがあるのじゃ。
整理されていかねばならぬものじゃな。
こだわりがなくば、気付き一発、
クリアになることもあろうが、
与える、ということについては、
そのもののそれまでの経験も必要でな。
意識と気付きと経験、それらが結びついたときに、
見えてくるものもあるのじゃろうて。」
私「本日はどうもありがとうございました。」
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