こんにちは、朝風です。
(以下、菊、というのが、菊理媛神です。)
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私「名前を教えていただけるでしょうか?」
菊「菊理媛神」
私「おはようございます。
少しお話させてもらってもよろしいでしょうか?」
菊「かまわぬ」
私「迷惑をかけたくない、という日本人の気質。
これはどこから来ているものでしょうか?」
菊「語り継がれ、大切にされてきたものじゃ。
迷惑をかけるもの、集団に悪影響をおよぼすものを
排除する気質、それによって、守ってきたものがあるのじゃ。
集団に悪影響を及ぼすということ、
それがなぜいけないのか?
無条件に、それに対して酷いことだと認識するよう
仕組まれているのじゃな。
自らに課したのじゃ。
それがいいように働くこともあれば、
過剰に働くことにより、悪く働くこともあろうな。
長らく築かれてきたものじゃ。
容易には変えられまいよ。」
私「より良く変えることはできないものでしょうか?
集団に悪影響をおよぼしたくない、というより、
集団により良い影響をおよぼしたい、といったような。」
菊「抑止。
自分達を律するために必要な約束事、取り決めじゃ。
おぬしの言っているものとは、
少し方向が違うものであろうな。
心の中に在る、法律のようなものじゃ・・・。
自分達の置かれている環境によく目を配ることじゃ。
常に変化が求められておる。
その中で、変えたほうがいいもの、
そのままでもよいもの、それを見極めていくことじゃ。
どう変えていくのがいいか、
そこに、知恵が求められるものであろうな。」
私「本日はどうもありがとうございました。」
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