(以下、天、というのが、持国天です。)
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私「お名前を教えていただけるでしょうか?」
天「持国天だ」
私「おはようございます。
お話させてもらってもよろしいでしょうか?」
天「かまわないよ」
私「集団の中にリーダーとなる存在が現れることがあります。
これには長続きするものと、短くしてそこから降りるものがいます。
この違いは何でしょうか?」
天「人が集まると、そこにはその集団の性質というものが形成される。
また、リーダーはリーダーで性質というものがある。
その相性だ。
そのリーダーが優れていようが、優れていなかろうが、
相性があわないものを長続きさせるのは困難であり、
相性があうものは長続きしやすい。」
私「そのリーダー自身が、その集団の性質を左右する、
ということもあるかと思います。」
天「そのリーダーが、どのくらいその集団に対して
コントロールを発揮するか、ということだろう。
リーダーが動かなければ、集団は自発的にその性質から
文化を築き上げていく。
誰かが何かを言うともなしにね。
集団の結束力、連動性、というのもそうだ。
リーダーがどうしようとしているか、
ということと、その影響力をリーダーが持てるか、
ということだろうね。」
私「相性が悪ければ、
いくらリーダーが優れていても、集団を動かすのは
難しいものでしょうか?」
天「難しいだろうね。
相性が悪い、ということは、
どうやったら動かせるのかわからない、
ということでもあるだろうからね。」
私「相性がよければ、
リーダーが優れていなくても・・・」
天「リーダーとして続くかどうかという話であって、
その集団が発展していけるかどうか、
という話となるとまた異なってくる。
結果的に、集団自体が無くなる方向に進むこともあるからね。
そのリーダーの性質によっては。
これは、相性とはまた異なる話だ。」
私「本日はどうもありがとうございました。」
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