こんにちは、朝風です。
(以下、花、というのが、木花咲耶姫です。)
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私「名前を教えていただけるでしょうか?」
花「木花咲耶姫じゃ。」
私「お話を聞かせていただいてもよろしいでしょうか?」
花「かまわぬ。」
私「人とは異なる存在、
例えば、草、木、虫などの生物は、みな幸せなのでしょうか?」
花「幸せじゃ。
みな、全うしておる。
迷いがないでな。
みな、己の使命といえるものに、
すべからく、その中で生をはぐくんでおる。
彼らは美しいじゃろ。
見ていておもしろいじゃろ。
それは、彼らの存在が、輝いているからじゃ。
子供は素直じゃのう。
それを感じることにおいて、とても素直じゃ。」
私「人とは異なるのですね?
彼らは。」
花「もちろんじゃ。比較してどうする?
それより、彼らから学ぶことじゃ。
ありのまま生きるということの輝き、素晴らしさを。
ときに、無力に見えることもあるであろうがな。
そのあたりが、人の怖れ、迷いの部分じゃ。
だからこそ、人、といえるやもしれぬがな。」
私「人には、挑むこと、変えていけること、
というギフトが与えられているのではないか、
という問いが私の中に生まれることがあります。
これについて、何か教えていただいてもよろしいでしょうか?」
花「宇宙と同調して進めて行くのじゃ。
人には人の生きる様があろう。
人というのは、揺らぎのある存在じゃ。
試練を与えられ、試行錯誤のなかで、磨かれていくものじゃ。
その行く末は、まだ決まってはおらぬ。
揺らぎがあるのじゃ。
生きよ。
破滅に向かうのではなく、
あまた在る生物達と同調して繁栄していくのじゃ。
生きよ。
人が変えているというより、流れの中に変化があり、
人もまたそれに同意しているということ。
人はあらゆる現象の共犯者。
そして、あらゆる淘汰・誕生の観照者じゃ。
生きよ。
それぞれの人にとっての輝きというものがあろう。
その中に生きるのじゃ。」
私「本日はどうもありがとうございました。」
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特別な存在になりたい、という気持ちの扱い方 | 心鈴泉-心理学とカウンセリング