(以下、事、というのが、事代主神です。)
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私「名前を教えていただけるでしょうか?」
事「事代主神」
私「少しお話させてもらってもよろしいでしょうか?」
事「かまわぬぞ」
私「お金の持つエネルギーの強さに振り回されないようにするためには、
どうすればよいでしょうか?」
事「お金の向こう側にあるものを見ることだ。
お金を通して、何を得ようとしているのか、
自らにとって、何が福となりえるのか、
それらをよく見つめてみることだ。
なんとなくたくさんあったほうがよい、とか、
なんとなく足りない気がする、とか、
お金がないという怖れから生まれてくるものにとらわれると、
その力に振り回される。
妻の笑顔が見たいならば、どうすればよい?
食において、満たされたいならば、どうすればよい?
自らがどういうものであるか、と、
必要になってくる金銭との調和を見ることじゃ。
足りない分は、それを補うことを考えればよいし、
充分であれば、それに感謝すればよい。」
私「足りない、と思うところから、心に隙ができるように思います。
それでも、やはり、不足分を補うために行動すると、
そこから、怖れが入り込んでくるので、
やはり、そのあたりが難しい気がします。」
事「生きているからこそ、であろうな。
そなたの立ち位置からすれば、
多少、振り回される中で、見えてくるものもあろうな。
全て学びじゃ。」
私「本日はどうもありがとうございました。」
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