(以下、天、というのが、毘沙門天です。)
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私「おはようございます。
お名前を教えていただけるでしょうか?」
天「毘沙門天」
私「少しお話させて頂いてもよろしいでしょうか?」
天「かまわん」
私「人がギャンブルをやるようになったのは、なぜなのでしょうか?」
天「交易を行うときに、失敗することも多々あった。
一つのものだけで勝負をするのでは、
偏りがどうしても出る。
そこで、一発、そういうものとは関係ないところで、
勝負するようなところを欲したものが出てきたのじゃ。
そちは、あまりギャンブルをやらぬな。
人によって楽しみ方は様々であろうが、
逆転、というのが、そのおおきな魅力であろうな。」
私「普段の物事で負けていると、
ギャンブルでも負けるような気はするのですが、
いかがでしょうか?」
天「がっはっは!
ただ、いつもいつもそうだというわけではないのが、
面白いところでな。
どうなるかがわからないところに、
自らの何かを託す。
そして、その結果がすぐに出る。
そして、その結果に一喜一憂、
その刺激があるのでな。」
私「勝負運って本当にあるものですか?」
天「結果を見ればわかるであろう?
常に、上手いものが勝つわけではない。
では、なぜそのものが勝利したのか?
さまざまな要因あろうが、
認識としては、運、そうとらえるのが、
人にとって、シンプルというものであろう。」
私「本日はどうもありがとうございました。」
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